生徒の「ストーリー」をデザインする〜感動を生み出す学級経営
こんばんは、フサイチです。
今日は「クラスディズニーランド計画」について書きます。
学級経営で取り組む「スクールライフ」という取り組みについて、
叩き台を考えてみました。
1、「クラスディズニーランド計画」とは
そもそも「その変な計画はなんや」
となると思います。
「クラスディズニーランド計画」とは、
変化の激しい時代を生き抜く、
コミュニケーション能力や人とつながる力を身につけるために、
「周りの人々や自分たちに、感動を生み出すクラス」を目指す計画です。
詳細は以下をご覧ください。
2、「スクールライフ」というストーリー
この学級経営計画の中で、
「スクールライフ」という取り組みをしていこうと考えています。
三行日記に近い活動だと思います。
自分の「ストーリー」を意識させることが目的です。
ディズニーランドが人々を魅了するのは、
そこにたくさんの「ストーリー」があるからです。
アラ○ン、シ○デレラ、不思議の国の○リス、
その魅力的な「ストーリー」の世界に引き込まれていくのです。
小さなノートを40冊用意します。
毎朝、HRで配布します。
1、今日一日で学んだこと
2、今日一日、授業以外での出来事
3、今日一日の感想や不安、うれしかったこと
を書き、帰りのHRで回収します。
「プラス、マイナスの事柄や感情を、素直に書くこと」
「1から3で三行は最低書くこと」
「直接出しに来ること(後ろから回したり、友達に頼んだりしない)」
を注意事項として伝えます。
これを毎日繰り返せば、
学校での生活が「ストーリー」として残ります。
自分の視点から書かれた、オリジナルのストーリーです。
良いことだけでもないし、悪いことだけでもないと思います。
その浮き沈みが、一人ひとりの人生を豊かにします。
そのストーリーは、きっと魅力的なものになります。
そうやって、自分の一年間が価値のあるものだと知って欲しいのです。
3、失敗から学ぶ
実際にこの「スクールライフ」は、初担任の時にもやりました。
この時は、毎日コメントを入れて返すという「交換日記」的なものでした。
しかし、この取り組みは一学期で終わりました笑
というのも、忙しすぎて見れない!笑
コメントを40人に返すことが、かなりの重労働でした。
野球部の監督でもあり、授業準備も必要だったため、
ヒーヒー言いながらコメントを書きました。
そして徐々にスクールライフを配る頻度が減っていき、
自然消滅しました。笑
生徒はノートが返ってくるのを待っていたのですが、
限界でしたね。
これは、大失敗でした。
最初に続けると言っていた「スクールライフ」が続かなかったわけですから、
生徒に嘘をついたことになります。信頼関係に関わる大失態です。
こういう失敗をもう繰り返さないように、
毎回全員にコメントを返すことはしません。
「交換日記」のように、毎日コメントを返すことはしません。
でも、一日五人コメントを入れれば、
1週間前後で全員のノートを見ることができます。
部活もある自分には、これが限界です。
同じ失敗を繰り返さず「ディズニーランド化計画」、遂行します!笑