Babysteps

29才の高校教師です。学校、教育、高校野球について日々の思いを書きます。

ディズニーに学ぶ、感動を生み出す最強の法則

こんばんは、フサイチです。

準備が整い、明日から一ヶ月在宅ワークです。

学校では、新入生に郵送する書類の準備が終わりました。

絶対にミスができない郵送です。

入学式も中止になって、2ヶ月も家に閉じ込められて、

そんな状況で送られてきた書類に違う生徒の配布物が入ってたら、

激昂して学校に電話しますよね。

気を使う作業で、何回も何回も確認して、

印刷したものを入れるだけで一日かかりました。非効率!笑

 

さて、今日は

「ディズニーに学ぶ、感動を生み出す最強の法則」

というテーマで書きたいと思います。

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Twitterより転載


東京ディズニー・リゾートといえば、誰もが知るテーマパークです。

舞浜にある、ディズニーランド、ディズニーシーですね。

リピート率は95%を越えると言われています。

誰もが一度入ったことあがると思います。

ディズニーに入りシンデレラ城を見たときの感動、

帰るときの現実に引き戻されたという絶望感は、

もはや国民の共通言語ですよね笑

 

そんなディズニー・リゾートには、

創設者のウォルト・ディズニーが生み出した「ディズニー・フィロソフィー」

と呼ばれる、通常の企業でいう企業理念が今なお浸透しています。

それにより、学生のキャスト(スタッフ)にもかかわらず、

質の高いサービスやコミュニケーション、施設、雰囲気などにより、

ゲスト(客)が「また来たい」と思う感動を生み出しています。

 

なぜディズニーは、人を感動させることができるんでしょうか。

 

ディズニー・リゾートのキャストには、

感動を生み出すために必ず教わる行動の原理があります。

ディズニーのキャストは、ゲストに非日常の感動を届ける存在です。

キャストが教わるのは、感動を生み出すための行動原理です。

 

それは、

「SCSE」

という考え方です。

 

「S」・・・Safety(安全性)、ゲストの安全が確保されているか

「C」・・・Courtesy(礼儀正しさ)、ゲストに対し常に礼儀正しくふるまえているか

「S」・・・Show(ショー性)、建物やキャストの言動全てがショーになっているか

「E」・・・Efficiency(効率)、効率よくゲストが遊べているか

を、それぞれ示しています。

キャストのパーク運営指針として、非常に有名です。

特に、キャストが笑顔で子どもに手を振ったり、

困っているときに笑顔で声をかけてくれたりするCourtesyや、

パフォーマンスをしながら掃除をするShowが、

私たちの印象に残っていますよね。

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しかし、この原理で最も大事なことは、

この4原則が優先順位の順に書かれているということです。

つまり、

感動を生むためにキャストが最優先するのは「安全性」であるということです。

これはその通りで、

ディズニー・リゾートで大きな事故が起こった話は聞いたことあがりません。

それは毎晩数百人のキャストが夜通し、

アトラクションのメンテナンスをしているからだそうです。

ホーンテッドマンションに乗ったとき、

目の前の座椅子のネジが緩んでたら嫌ですよね。

それはそれで怖いけど、世界観とは違う怖さですよね。

安全が約束されているからこそ、

私たちはディズニーのストーリーに入れるんですね。

 

感動を生み出す「SCSE」の法則は、どこでも応用できる最強の法則です。

教員にとってのクラス運営もそうです。

いじめや暴力、教師の体罰など、「安全性」が確保されていないクラスから、

感動が生まれるはずがない。

先生にタメ口だったり、挨拶しなったり、

そんなクラスでは、一年通して感動するストーリーは描けないですよね。

 

クラス運営も、最初は必ずこの基本原理を叩き込まないと、

感動するストーリーを生み出すことはできないんです。

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今日はディズニーの感動を生み出す最強の法則を紹介しました。

西野亮廣エンタメ研究所で、

西野さんがディズニーを超えるとおっしゃっているので、

その敵情視察でした笑

やっぱり手強いっす!笑

でも西野さん、応援してます!