夏の甲子園開催に向けて〜大人にやれることは、まだある
こんばんは、フサイチです。
今日は、「球児の夏は、どうなる」
さて、昨日の朝のニュースで「夏の甲子園、中止か」
という報道が出ました。
前日には、東京都高野連が地方大会の日程を発表したばかりであり、
まさに、“寝耳に水”の中止報道でした。
高野連は、
「開催に関する発表はしておらず、まだ何も決まっていない」としています。
高野連が社会の反応を見るために、情報をわざと漏らしたかとか、
ちょっと疑っちゃいますよね。笑
夏の甲子園中止について、今の状況と周囲の声をまとめました。
まず、仮に夏の甲子園が中止なら戦後初となります。
1915年から始まり、今までで中止は
1918年、米騒動の混乱が収束せず中止、
1941−45年、第二次世界大戦の戦況の悪化による中止のみです。
コロナウイルスの影響により、春の選抜が史上初の中止となり、
夏の甲子園の開催に関しても、ここまで様々な危惧があったことも事実です。
3月より一斉休校が始まり、部活動自体が禁止となったこと、
緊急事態宣言により、外出自体が困難となったこと、
夏の甲子園開催に向けて、次次と逆風が押し寄せます。
さらに、一斉休校、緊急事態宣言が延長されたことで、
最も早い6月20日から始まる沖縄県予選の開催が困難になりました。
夏の甲子園を仮に開催した場合、感染のリスクは至るところにあります。
移動時、宿舎、報道陣との接触などです。
何よりも球児の安全を考えたとき、
開催のハードルが高いことは、誰もがわかっていることです。
まして、死のリスクは限りなく低いとはいえ、
命に関わる問題でもあります。
学生を死の危険に晒すわけには、当然いきません。
プロ野球選手や指導者といった、元球児からは、
「球児のことを思うと、残念で仕方ない」
「言葉が出ない」
「なんとかやってほしい」
との声が相次いでいます。
代替案として、
・判断を遅らせる
・思い出に何かを残す
・地方大会のみ実施する
といった声が上がっています。
「限りなく安全な場で、生徒に挑戦、失敗をさせること」が教育です。
甲子園以上に、自分の可能性に挑戦できる場所はありません。
たとえ、甲子園に届かなかったとしても、
甲子園という目標に向かって全てをかけて一生懸命になれることは、
人生の宝になります。
大人ができることは、まだないかな。
少し大袈裟だけど、前日入りして、ほてるの個室に泊めて、
当日は家族やタクシーで送迎するとか。
一切報道陣との接触禁止とか。
大人が精一杯無理すれば、安全にできないでしょうか。
毎年、球児に感動や興奮をもらってばかり。
今年くらいは、球児のために何かしてあげたい。