Babysteps

29才の高校教師です。学校、教育、高校野球について日々の思いを書きます。

学級経営の原則〜必要な係活動

こんばんは、フサイチです。

今まで10分だった通勤が今では50分かかります。

新しい勤務地は楽しいけれど、通勤は大変だと痛感しています。

 

さて、今日は「学級経営の原則〜必要な係活動」という題で書きたいと思います。

新学期が始まり、最初の学級通信を書きつつ、

「係はどうやって決めようか」

「何の係をつくろうか」

とか、考え始めます。

 

私はまず、3つに分けて活動を考えます。

1、掃除や活動を共にする班

2、繰り返し行い、学級経営を維持する係

3、皆の日常生活をワクワクさせる委員会

 

ひとつずつ、内容を見ていきます。

 

1、掃除や活動を共にする班

クラスを機能的に6班に分け、班長を決める。

学級会などで、班ごとに分かれて意見を出させるときなどに必要。

各班の男女の割合が偏らないようにしたい。

それぞれの班で、名前を決めてもいい。

 

2、繰り返し行い、学級経営を維持する係

前黒板係、後ろ黒板係、掃除用具係、チョーク係、エアコン係、電気電球係、

プリント配布係、教卓整理係、筆記用具補充係、掲示物係、日付変更係、

施錠確認係、開始号令係、終了号令係、落とし物係、体育係男女、

本棚係、備品補充係、日直

毎日、あるいは必要のある時に繰り返し行う係活動です。

基本的に一人一役が原則です。

当番制で行い、チェック機能を確実に用意します。

基本的に日直が行うか、新たにチェック係を作るか、

教員がそれを行うか。

最終的なチェックは教員が行いたいですが。

 

3、皆の日常生活をワクワクさせる委員会

学級新聞委員会、クラス映え委員会、HR委員会、

文化祭実行委員会、体育祭実行委員会、ワクワク企画委員会

これらは複数人を原則とします。

自分たちで考え、工夫をし、皆に対して行い、皆を喜ばせるような、

ワクワクさせるような活動をするのが委員会です。

これらの委員会は、創意工夫や独自性、個性や創造力を、

周りのクラスメートのために発揮することが大前提となります。

 

毎回クラス作りの際には、これらの委員会や係を取捨選択し、

それぞれの仕事内容を細かく説明できる準備をし、

係決めに臨みます。

とにかくどの仕事をいつやるかを丁寧に説明すること。

そして、逐一現状を確認し、評価すること。

周りのクラスメートににも、その評価が伝わるよう教員が工夫すること。

これらが重要なのではないかと思います。

是非参考にして見てください。

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