「VUCA」時代に求められる子どもの力とは
こんばんは、フサイチです。
今日は、現代における子供たちの生き方についてです。
すでに多方面で指摘されているように、現代は「VUCA」の時代です。
「VUCA」とは、Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ合わせた造語で、
現在の社会環境の予測困難な状況を表しています。
私たちは今、そんな「VUCA」時代を生きています。
そんな大人たちが悪戦苦闘する時代において、
子どもたちが社会を生き抜くためには、どんな能力が必要でしょうか。
変動する社会においては、
「昨日は正解でも今日はそれでは不正解」ということが、往々にして起こります。
逆に言えば、正解が決まっている問題は、問題としての価値がないです。
なぜなら、インターネットで探せば、簡単に答えが見つかるから。
私たちが正解を教えるまでもないのです。
では、今の社会において価値のある問題とはなんでしょう。
これがまた難しい。
ほとんどの問題は、どこかの誰かが解いてしまっているから。
私たちは、そもそも何を解くべきなのかわからないんです。
だからこそ、今必要なのは「紡ぐ力」です。
紡ぐとは、「綿や繭から繊維を取り出して糸にすること」ですね。
私たちも、複雑曖昧な世の中から解くべき問題を見つけ、取り出さなければなりません。
問題を解く「問題解決能力」よりも、
問題を見つける「問題発見能力」が必要です。
この内容については、山口周氏の『ニュータイプの時代』が詳しいです。
「VUCA」時代に必要な「紡ぐ力」については、今後も話していければと思います。
時代のシフトに合わせて、教えることも変わっていくことを
常に考えなければと思います。