Babysteps

29才の高校教師です。学校、教育、高校野球について日々の思いを書きます。

野球は9回まで、でも人生は一生続く〜夏の甲子園中止を乗り越えて

こんばんは、フサイチです。

夏の甲子園、中止。

発表から5日が過ぎました。

しかし、いやかえって、発表当初より実感が湧いて、

虚しいと感じる日々を過ごしています。

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スポニチより転載


何を目的に生きれば良いのか。

なんのために部活をやれば良いのか。

何を目標に、練習に取り組むのか。

 

「そろそろ切り替えて、新しい目標探しなよ」

とお叱りを受けそうです。

 

 

その時に、思い浮かんだ言葉があります。

それが2010年、興南高校春夏連覇の我喜屋監督の言葉です。

ご紹介します。

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朝日新聞より転載


「野球のスコアボードは9回、でも、人生のスコアボードは一生続く。

お前たちはその長いスコアボードを戦っていくんだ」

 

という言葉です。

 

野球は9回までしかないが、人生はずーっと続いていく。

序盤に大量失点することもあるし、

一気に点差をつけられて、挫けそうになることもある。

でも、人生にはコールドゲームはないんですね。

10点差でも、100点差でも、諦めなければ人生は続いていく。

1点ずつ、コツコツ積み重ねていけば、

いつか逆転できるんです。

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日刊ゲンダイより転載


でも、一人の力じゃ無理なんですよね。

大量点は、一人じゃ取れない。

だから、仲間が必要なんですね。

その都度出会う仲間と一緒に、力を合わせること。

そんな強い力があれば、人生いくらでも逆転できます。

 

 

だからこそ、

諦めないこと。

そして、

出会った仲間を大切にすること。

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野球は大事。

でも、生徒の人生はもっと大事です。

甲子園はなくても、人生はまだこれから。

諦めたら、もったいないです。

負けを認めない限り、負けることはないんですから。