Babysteps

29才の高校教師です。学校、教育、高校野球について日々の思いを書きます。

甲子園〜なぜ私たちは球児の姿を見て感動するのか

こんばんは、フサイチです。

今日は「甲子園〜なぜ私たちは球児の姿を見て感動するのか」

というテーマで書きたいと思います。

 

毎年楽しみなのが、夏の甲子園

その夏の甲子園の期間、に毎日放送される「熱闘甲子園」、

毎年感動しますよね。

なぜ、球児たちの姿を見て、私たちは感動するんでしょう。

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1、一生懸命

球児はいつでも一生懸命です。

もちろん、自分のためでもあります。

しかし感動が生まれるのは、

球児が仲間であったり、家族であったり、指導者であったり、地元であったり。

自分以外の、自分を支えてくれる人のために頑張っているからです。

私たちは、高校生が人のために一生懸命に勝とうとしている姿を見て、

心を打たれるんです。

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2、努力の跡

甲子園で、球児は輝いて見えます。

しかし、この舞台に立つためには、

人の何倍もの苦悩があります。

体が動かなくなるまで、厳しい練習に耐えます。

大事な試合の前に、怪我をしてしまうこともあります。

大切な仲間と、考えが合わず対立することもあります。

人の期待に、答えられないこともあります。

8月の甲子園で輝くためには、

そこまでの2年半の想像を絶する苦悩があります。

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3、家族への想い

球児が高校野球をやるためには、必ず家族の支えがあります。

野球というスポーツ自体、他競技に比べ費用が多くかかります。

野球選手は食事の量や質が求められます。

球児はそのことを理解しているからこそ、

一生懸命野球に取り組めます。

家族への感謝を、精一杯のプレーで表現する、

その姿に、見ている人々は涙します。

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4、仲間への想い

先ほど書いた通り、辛いこと、苦しいことが99%なのが高校野球です。

1%の輝きのために、球児は歯を食いしばります。

それは、とても一人で耐え切れるものではありません。

だからこそ、仲間。

一人じゃないから、乗り越えられる。

そうやって、仲間と共に数々の苦難を乗り越えてきているからこそ、

「一日でも長く、仲間と共に」

という強い思いがあります。

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球児の姿は、僕たちの心を震わせますね。

明日、夏の甲子園が開催されるか決定します。

不安が渦巻く世の中、

球児の力で希望の光がさすのではないでしょうか。