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29才の高校教師です。学校、教育、高校野球について日々の思いを書きます。

大阪桐蔭、中村奨成を封じた魂のエース左腕〜2017夏の好投手ランキング

こんばんは、フサイチです。

今日は2017年夏の甲子園、好投手ランキングをやりますが、

この年は歴代最多の68本塁打が飛び出した年です。

データを比較しても、投手の防御率は0.5〜1点ほど高い印象です。

大会注目投手が、大会序盤で打ち込まれる場面もありました。

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中村奨成が歴史を塗り替える6本塁打を放った大会、

彼を抑えることが全国制覇への道でした。

 

 

5位 川端健斗(秀岳館

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高校野球、サッカーより転載


長身の最速149km左腕です。

2年夏から甲子園を経験し、3年夏まで3期連続甲子園に出場しました。

最後の夏は二回戦で中村奨成擁する広陵と当たりました。

中村に2安打を打たれ、6回2/3を投げ3失点。

6−1と敗れます。しかし、2試合に登板し防御率1.42の好成績を残し、

集大成の夏となりました。

それでも優勝候補の秀岳館

田浦とのダブルエースを打ち砕いた中村の凄さが際立ちます。

 

4位 綱脇彗(花咲徳栄

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日刊スポーツより転載

全国制覇、花咲徳栄の背番号10のスターターです。

もう一人の注目投手、清水へとつなぐ継投が花咲徳栄の勝ちパターン。

全6試合を継投で勝ちきりました。

綱脇は防御率2.23ときっちりと試合を作る仕事人です。

広陵戦でも4回を投げ、3失点とリードを守ります。

立ち上がりを任せることのできる、信頼のある投手でした。

 

3位 松本健吾(東海大菅生

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日刊スポーツより転載

高速スライダーを操る、本格派右腕です。

地方大会では、日大三の櫻井周斗、早稲田実業清宮幸太郎を撃破し、

甲子園に乗り込んできました。

準々決勝では公立高唯一のベスト8、三本松を1失点に抑える好投、

準決勝で花咲徳栄に敗れるものの、

東海大菅生初のベスト4の立役者となりました。

 

2位 長谷川拓帆(仙台育英

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デイリースポーツより転載

ベスト8仙台育英のエース、気持ちの強い技巧派左腕です。

センバツでは本来の力を発揮できなかったものの、

最後の夏の甲子園で躍動します。

2回戦の日本文理戦を完封すると、3回戦の大阪桐蔭戦では、

優勝候補相手に9回1失点、あのベース踏み外しからの

劇的なサヨナラ勝ちへと繋がる快投を見せました。

準々決勝広陵戦ではリリーフ登板し、中村を3打数0安打に抑えます。

10−4とベスト8で敗退するものの、防御率1.48と好成績を残しました。

気持ちで投げる、魂のエースです。

 

1位 清水達也(花咲徳栄

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週刊ベースボールonlineより転載

全国制覇花咲徳栄の、エースリリーバーです。

全6試合でリリーフ登板し、自責点3点、防御率1.37と好成績をおさめます。

決勝では5回を投げ1失点、胴上げ投手となりました。

150kmのストレートとフォークで、相手打者を翻弄しました。

2017年、ドラフト4位で中日に指名を受け、

プロでの活躍が待たれます。

 

この夏は吉田輝星、奥川など先発完投型の投手が少なく、

継投で勝ち進むチームが多い印象でした。

その分、継投の難しさが顕著に出て、

逆転勝ちの多い大会になりました。

日本航空石川彦根東などの劇的な逆転勝ち、

そして東邦の最終回7点差大逆転などのドラマが起こりました。

継投が多い分、投手ランキングが寂しいですね。

球数制限で、投手ランキングがもっと寂しくならないといいですね。