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29才の高校教師です。学校、教育、高校野球について日々の思いを書きます。

吉田輝星を打ったのは誰だ!?〜2018夏の強打者ランキング

こんばんは、フサイチです。

過去の甲子園の球児たちをランキングしていますが、

今日は「金農旋風」となった2018年の、強打者ランキングです。

吉田輝星投手が活躍した第100回の記念大会、

 

「吉田輝星を誰が打つか」

 

に注目が集まりました。

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朝日新聞デジタルより転載

今日は7位からのランキングになります。

強打者が多く、例年よりも取り上げたい選手がたくさんいるため、

多くなってしまいました。でも好打者揃いのため、ご容赦ください。

 

7位 宮崎仁斗(大阪桐蔭

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毎日新聞より転載

春夏連覇大阪桐蔭の核弾頭、豪打のトップバッターです。

夏の甲子園打率.435、特に準決勝は3安打猛打賞、

決勝では吉田輝星からスリーランホームランを含む2安打4打点と、

圧倒的な勝負強さを発揮しました。

 

 

6位 矢野功一郎(済美

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Baseball Kingより転載

済美高校のトップバッターが、甲子園の歴史に名を刻みました。

打率.391、9安打と期待通りの実力を発揮しました。

この夏のハイライトの一つ、星稜vs済美タイブレークで、

延長13回に、甲子園史上初となる、

逆転サヨナラ満塁ホームランを放ちました。

 

5位 野村佑希(花咲徳栄

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週刊ベースボールオンラインより転載

プロ注目のスラッガーが、2試合ながら強烈なインパクトを残しました。

2017年夏の甲子園を制した花咲徳栄

野村は優勝校で2年生ながら四番を打ちました。

四番投手で出場した鳴門戦、横浜戦で、それぞれ特大のホームランを放ちます。

打率.400、6打点と、実力を存分に発揮しました。

 

4位 北村恵吾(近江)

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スポニチより転載

甲子園に強い、優勝候補・近江のスラッガーです。

センバツにも出場し、打率.429と打ちまくりますが、

この夏はさらに打ちまくります。笑

近江はくじ運に恵まれず、強豪校がひしめくトーナメントに入ります。

しかし、強豪校のエースを相手に打率.529、2本塁打、12打点の大活躍しました。

特に初戦の智弁和歌山戦では2本塁打4打点の大暴れ。

準々決勝の金足農業戦では、吉田輝星を相手に4打数1安打1打点と、

四番としての役割は果たしました。

 

ではベスト3に行きます。ここからは少し次元が変わります。。

 

3位 住谷湧也(近江)

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毎日新聞より転載

今回のランキングの中で、唯一2年生のバッターです。

打順も9番で3試合、6番で1試合と、決して注目される打者ではありませんでした。

しかし、強豪校のエースを相手に4試合でなんと打率.769。

一人だけ異次元の打率を残しました。

吉田輝星からも4打数3安打1打点。

圧巻のピッチングを見せた吉田輝星を、一人打ち込みました。

今年の夏が楽しみな選手の一人です。

 

2位 根尾昂(大阪桐蔭

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週刊ベースボールonlineより転載

三刀流の天才選手、投手としてはやや精彩を欠いたものの、

打者としては存分に実力を発揮します。

打率.429、3本塁打と打ちまくります。

さらに6四球を選び、相手投手から勝負を避けられる存在感を見せました。

準々決勝では浦和学院の渡辺勇太郎(現西武)からソロホームラン、

決勝では吉田輝星を相手に、特大のスリーランホームランを放ちました。

 

では、栄えある1位を見ましょう。

 

1位 藤原恭大(大阪桐蔭

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Yahooニュースより転載

堂々第一位は春夏連覇大阪桐蔭の四番、イケメンスラッガーです。笑

走攻守三拍子揃った選手です。

二年時には1番打者として、三年になると四番打者として、

合計三度の全国制覇を果たした大阪桐蔭の中軸を担いました。

打率.462、3本塁打、11打点と、期待を裏切らない活躍を見せました。

浦和学院戦では1試合2本塁打を放ちます。

決勝の金足農業戦では5打数3安打の猛打賞、

100回の大会の中で、史上最強ともうたわれる大阪桐蔭

その歴史的なチームの4番打者にふさわしい選手です。

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産経ニュースより転載

さて、いかがでしたでしょうか。

第100回の「金農旋風」は、吉田輝星が中心となり生み出された風でした。

この吉田輝星という好投手の存在が、多数の強打者を生み出した、

そんな歴史に残る大会でした。

大阪桐蔭の強打が目立ち、ランクイン三人以外にも青地や山田、中川など、

強打者揃いで困りました。笑

他にも強打者がいたら、教えてください。お待ちしてます。