Babysteps

29才の高校教師です。学校、教育、高校野球について日々の思いを書きます。

2019夏の甲子園・好投手ランキング

こんばんは、フサイチです。

今日は「2019夏の甲子園好投手ランキング」を書きたいと思います。

コロナウイルスが猛威を振るい、今年の選抜は中止になりました。

今年の夏の甲子園は果たして開催できるのでしょうか。

 

ここでは、直近2019年夏の甲子園を振り返りたいと思います。

履正社の優勝で幕を閉じた昨夏の甲子園ですが、

この甲子園でも多くの好投手が躍動しました。

私見でベスト5を挙げてみました。

成績や印象を元に考えました。一緒に懐かしみましょう笑

 

5位 林優樹(近江)

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日刊スポーツより転載

2018夏の金足農業伝説のサヨナラツーランスクイズは有名ですが、

その時にマウンドにいたのが当時二年の林投手でした。

甲子園の借りは甲子園で返すべく、

細身の左腕が力強さを増して甲子園に帰ってきました。

しかし、初戦の東海大相模戦、一回戦屈指の好カードとなりますが、

味方のエラーなど不運も重なり、実力を発揮できず甲子園を去りました。

しかし、1試合であってもこの夏最も印象に残る投手の一人でした。

ファンが多い選手です。僕も好きです。

 

4位 清水大成(履正社

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毎日新聞より転載


甲子園優勝投手の清水投手です。

元々、「世代ナンバーワン左腕」の呼び声が高い、力のある投手です。

期待値からすると、この大会では初戦から中々調子が上がらない印象でした。

35回2/3を投げて、16失点。

もっと圧倒的に抑えてもいい能力の高い投手です。

早稲田大学での活躍を期待したです。

 

3位 池田陽佑(智弁和歌山

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産経ニュースより転載


智弁和歌山のエース、池田投手です。

智弁和歌山の歴代の中でも5本の指に入る本格派右腕です。

なんと言っても星稜対智弁和歌山の延長14回の死闘を演じた投手。

負けん気の強い気迫のこもった投球と、

最後サヨナラ3ランを打たれ泣き崩れるシーンにもらい泣きしました。

キャプテンの黒川選手にはいつも怒られ、ケンカしていたようです笑

 

2位に行く前に、少し閑話休題です。

 

次点 岩崎峻典(履正社)、元謙太(中京学院大中京

岩崎投手は胴上げ投手、不調の清水投手を支え履正社全国制覇に貢献した2年生です。

センバツは彼を軸に回るのかなと思っていただけに、残念でした。

最後の夏、連覇に期待です。

そして、同じく2年生の元投手。左腕の不後投手とともに、

投打に渡る活躍で中京学院大中京を初のベスト4に導きました。

下級生も楽しみな選手が目白押しですね。

 

では、2位に行きます。ここからは、文句だしだと思います!

 

2位 中森俊介(明石商)

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デイリースポーツより転載


明石商業初の夏ベスト4を支えた2年生エースです。

初戦の花咲徳栄戦を3失点完投で抑えたあとは、リリーフに回ります。

彼のすごいところは、

このリリーフで球場の雰囲気を一変させる力を持っていることです。

150kmを超えるストレート、何が起きても動じないマウンド度胸。

今年の世代ナンバーワン投手です。

 

そして、堂々の1位です。

 

1位 奥川恭伸(星稜)

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スポニチより転載


これは、もう紹介の必要もないかと思います笑

センバツでの好投、佐々木朗希投手がいない甲子園、

大会屈指の好投手、絶対の優勝候補。

大会が始まる前からナンバーワン投手として期待されていました。

その期待を裏切らない、圧巻の甲子園での投球でした。

150km超のストレート、切れ味抜群のスライダー、

針の穴を通すコントロールに、延長を投げ切るスタミナ。

プロでも活躍間違いないしです!

 

さて、好投手ランキングいかがだったでしょう。

例年に比べ、投手は不作だったのかもしれません。

他に良い投手がいたら教えてください!

 

というより、一人の投球回数がやはり減っていますね。

2018夏の吉田輝星決勝ボロボロ事件の影響が出ていると思います。

球数制限導入で、印象に残る好投手はさらに減るでしょう。

甲子園も新しい時代に入っていく気がします。